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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
ターゲットを確定させる(ベビーシッター派遣)
掲載日:2008年2月 4日派遣についての第2回は「ターゲット」についてお伝えします。
在宅保育サービスのターゲットは、もちろん保護者になります。
昔は、単純に「母親が仕事をしている家庭」がターゲットだったのですが、先ほど述べたように、近年では、仕事をしていない専業主婦家庭にも、在宅保育ニーズは広がっています。
・買い物に出かけるとき
・お稽古事に出かける時
・旅行に出かける時
・近所の母親コミュニティでお茶をする時
・美容室に行くとき
など、様々です。
さらには、0歳~5歳の乳幼児だけでなく、6歳以上の小学生に対するサービスも近年増加しています。その理由として最も多いのが、公立の学童保育に預けることに抵抗を感じており、それよりも一対一の保育を望んでいるためです。
また、家庭教師も兼ねた保育を望んでいるケースも多くなっております。これは教育シッターと呼ばれ、英語・音楽・美術・受験対策など様々なニーズが存在しています。
また、病児シッターや障害児シッターなど、通常のシッティング以外にも、様々な要望がお客様からはあります。
このように、複雑化するターゲットのニーズにどう応えていくかが非常に重要になってきます。
これは、地域特性によっても違いがあるため、地域のターゲットとなる保護者がどのようなニーズをもっているかを深く把握する必要があります。
どのエリアのどんな人に対してアプローチするのかを明確にしましょう。
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