こんにちは。毎度お馴染み株式会社船井総合研究所の大嶽です。さて、成功企業事例コーナーの第４回目は、株式会社こどもの森です。

こどもの森は上記の通り、東京都の国立駅から歩いて少しのところに本社があるのですが、非常に緑が溢れ、独特の空間で癒されてしまいます。久芳社長はとても明るく魅力的な社長で、男性社長なのですが非常にこどもの気持ちを理解され、常にこどもの事を一番に考えながら経営をされています。

そんなこどもの森の成功ポイントはズバリ、「許認可型保育施設展開」です。
現在でも認可外保育所を運営されている企業が多いのですが、経営的には非常に厳しい企業様が多いのが実態です。これによって、人材への投資やサービスへの投資が難しくなり、想いは持ちながらも、実体とのギャップに頭を悩ませている企業は少なくありません。

こどもの森は経営を安定させる意味でも、認証保育所を中心とした「許認可型保育施設」で開設することを強く意識しています。当然、認可や認証となると様々な制限も出てくることから、それを毛嫌いする経営者も多いのですが、やはり経営が安定しないことには充実したサービスを提供することは難しいのです。

本当にこどものこと、保護者のことを考えれば経営を安定させるために認可、認証を取ることも検討しなければならないのかもしれません。しかし、エリアによっては認証等の制度が無いエリアも存在します。そんなエリアについては、こちらから自治体に提案することも必要だと私は思います。

認可・認証で運営するメリット、デメリットと認可外で運営する場合のメリット、デメリットをもう一度検討してみてはいかがでしょうか？

株式会社こどもの森

東京都国分寺市に本社を構え、社員数300名、認可保育園、認証保育園、横浜保育室、駅前型保育園等様々な形態の直営保育施設30施設を構える。徹底して施設保育にこだわり、業績を拡大している業界大手企業。
　■東京都国分寺市光町2-5-1
　■代表取締役 久芳　一裕
　■http://www.kodomonomori.co.jp/