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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
保育施設の成功モデルとは!?
掲載日:2008年3月26日みなさんこんにちは。船井総研の大嶽です。
先日、年に1度の「保育サービス業向け経営セミナー」を開催しました。
多くの企業経営者にお集まりいただき、大成功で終了しました。
参加いただいた皆様、本当にありがとうございます。
さて、今回のテーマは「保育施設の成功モデル」についてお話したいと思います。
施設ビジネスでは、経営が上手くいかないケースが2つあります。
1.低単価でサービス品質の低い「安売り型」
2.高単価でサービスが追いついていない「傲慢型」
1は客数は上がりやすいが価格競争に陥る薄利多売です。
2は客数が上がらず、経費が経営を圧迫する商売です。
実はこのケースで経営・運営をしている企業が多すぎると言っても過言ではないくらい多いのです。
成功モデルは1つだけです。
3.質の追求でそれに見合った価格を設定する(価値/価格を上げる)
要するに、質に妥協せず、高付加価値を提供し、それに見合った価格設定で運営するパターンです。
「ブランド型施設」
とも言い換えれます。
特に、認可外保育所の場合はこのケースでないと待機児童が少ない地域では難しいのです。
この方向性を間違えると、経営、施設の運営は上手くいきません。
是非このモデルを意識してみてください。
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