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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:下田寛之
    • 会社名:株式会社船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

戦略策定の流れ

掲載日:2008年4月12日

いつも、ご愛読有難うございます。船井総合研究所の下田寛之です。

前回までは、戦略がなぜ重要かのお話を中心にいたしましたが、

今回からは、戦略を立てる際に重要となる流れや手法を中心に

お話をして参りたいと思います。

戦略策定の流れは、大きく以下の4つに分類することができます。

①調査フェーズ⇒②分析フェーズ⇒③戦略立案フェーズ⇒④事業計画策定フェーズ

今後は、上記の流れに沿って説明して参りますので記憶に留めておいてください。

まず、①の調査フェーズ②の分析フェーズについて説明して参ります。

以前、経営は環境適応業であるというお話をいたしましたが、戦略を立案するにあたっては、環境についての調査・分析をいたします。そして、そこから得られた分析結果を基に、具体的な戦略を立案していきます。したがって、この調査・分析がない戦略や誤った調査・分析を基に立案された戦略は、失敗する可能性が高くなるとも言えます。

実際に行う調査・分析は下記の2つに分けることができます。

1.市場や競合などの企業外部の環境についての調査・分析(外部環境分析=時流適応主義)
2.自社における財務や販売、マネジメントシステムなどの内部の環境についての調査・分析(内部環境分析=一番主義)

戦略を立案するための手法が書かれた書籍等はたくさんありますが、実際にどのようなデータを基に行えばいいのかは分かりづらいので、次回からは事例を出しながら説明をしていきたいと思います。

楽しみにしていてくださいね!!

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