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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
福祉施設ではなく、福祉サービス施設を目指そう
掲載日:2008年4月15日みなさん。こんにちは。船井総合研究所の大嶽でございます。
唐突ですが、皆様(特に経営者)の意識は「福祉」ですか?それとも「福祉サービス」ですか?
保育サービス業も「サービス」という名前が付いています。私はあえて、「保育業」とは呼ばずに「保育サービス業」と読んでいるのにも意味があります。
それは、「これから生き残る企業は『福祉サービス業』である」からです。
福祉業と福祉サービス業には大きく4つの違いがあります。
1.マーケティング発想
福祉業:利用者志向
福祉サービス業:お客様志向
2.商品発想
福祉業:商品=保育内容×価格
福祉サービス業:商品=保育内容×価格×付加サービス×ブランド×情報×理念×物語
3.サービス発想
福祉業:顧客満足(これさえも無い場合が多い)
福祉サービス業:顧客感動
4.営業発想
福祉業:なし
福祉サービス業:お役立ち提供、一番訴求・理念訴求
この考え方は施設だけでなく、在宅保育やそれ以外の事業についても言えることです。
是非福祉サービス業を目指してください!
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