-
- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
業績の良い組織におけるトップの条件(3)
掲載日:2008年5月27日みなさん。こんにちは。船井総研の大嶽です。
さて、今回も前回に引き続き、業績の良い組織におけるトップの条件についてお話したいと思います。
今回のキーワードは「トップが現場の意見を積極的に吸い上げて、実践する」というポイントです。
みなさんは現場の意見や想いをどれだけ理解しているでしょうか?
多くのトップが「現場とは距離がある」と捉えているようです。
それは、社長業として現場を離れることも多く、自然とコミュニケーション頻度が減るからなのですが、それを放って置く
と、気付いたらその距離感を埋めるのに多くの時間を要せねばならない事態に陥るのです。
それを防止する方法はいくつかあります。
(1)個人面談を定期的に行なう
(2)会議を設けて、積極的に意見を出し合ってもらう
(3)日々現場のスタッフへの「プラスの言葉掛け」を意識する
現場はトップを意識しています。トップが放置していることも気にしてくれていることも全てお見通しです。
積極的に現場と話し、さらにその意見を現場に反映させてください。
現場スタッフのモチベーションは飛躍的に上がります。
- カテゴリ: