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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
業績の良い組織におけるトップの条件(5)
掲載日:2008年7月 4日みなさん、こんにちは。船井総研の大嶽です。
今回も引き続き、組織の条件について触れたいと思います。
今回は、「トップが「経営」の意味を適切に伝えている」という点です。
保育士の多くは経営についての意識がさほど高くありません。
当然ながら経営者としては経営と保育の両方を考えます。
経営を考えると、利益の確保も合わせて考えなければならないので、人員の調整等を行ないます。
そうすると、保育士から不満が出ることがあるのです。
大切なのは、「経営とは何か」を常々伝えることです。
経営とは「社会性の追求」、「教育性の追求」、「収益性の追求」の3つを目的としています。
そして、さらに素晴らしい保育を実践するために、子ども達や保護者により満足してもらうために利益が必要なんだと言うことを理解してもらえるまでしっかりと説明してください。
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