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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
「品質重視型経営」を行なう
掲載日:2008年7月 4日みなさん、こんにちは。船井総研の大嶽です。
さて、今回は「品質重視型経営」というお話をしたいと思います。
保育施設経営において上手くいかないパターンが2つあります。
それは、
(1)低単価でサービス品質の低い「安売り型」
(2)高単価でサービスが追いついていない「傲慢型」
(1)の安売り型は、客数は上がりやすいが価格競争に陥る薄利多売であり、利益率の低下が経営を大きく左右します。
(2)の傲慢型については、客数が上がらず、経費が経営を圧迫し、安定的な売上が確保しづらいのです。
意外とこの2つのパターンで運営している施設が多いのが目立ちます。
一番大切なのは、質の追求でそれに見合った価格を設定する(価値/価格を上げる)質に妥協しない「品質重視型」を実行することです。
特に認可外保育所に関しては、品質やサービス力に徹底してこだわりぬいたものでないと、価格を上げざるを得ない状況だけに、客数が増加しません。
そして、大切なのは「ハイイメージ」です。
より品格のある施設作りを目指していきましょう。
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