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保育園・幼稚園のIT活用ヒント

    • ライター名:鈴木 あゆみ
    • 会社名:株式会社サンロフト 保育者向けIT専門紙「パステルIT新聞」
    • 2,000ヵ園以上のIT化支援に携わってきました。保育のIT専門紙「パステルIT新聞」の読者は既に4万人超。IT発想をプラスして、より楽しく充実した保育をしませんか?

動画プロモーションのススメ

掲載日:2008年10月 1日

当社には、「ほっぺぱん」という、ホームページを簡単に更新できる
幼稚園・保育園専用のシステムがあります。数年前、これを1人でも
多くの先生方に、わかりやすく紹介するために、プロモーションビデオを
つくる話が持ち上がりました。そこで、地元のユーザ園に甘えて、
理事長先生と保護者の皆さんに取材をすることになりました。

 土曜日の15:00。子どもたちのいない静かな園を訪ねると、
すでに理事長先生と保護者のみなさんが揃ってお待ちでした。

ところが、カメラマンがビデオ機材を運び込む姿に、
お母さん方は慌て始めました。取材協力とは承知していながらも、
ビデオ撮影があることまではご存知なかったようです。

「どうしよう、こんな格好で来ちゃった。」
「お化粧ちゃんとしてくればよかったわ。」

急激に部屋の空気が緊張していくのがわかりました。
会話は弾まず、やはり素人でプロモーションコンテンツをつくるのは
難しいのかなと不安になっていきました。

 それが、園の行事や子どもたちの話をしているうちに、
自然と空気がやわらかくなり、お母さんたちのトークも滑らかになっていきました。
次々とユニークなエピソードが披露され、笑い声も聞こえるようになりました。
そうなったら話は尽きません。

予定をオーバーして2時間以上テープをまわしたのですが、編集を重ねて
10分程度のプロモーションビデオに仕上げました。

私はナレーションも担当したため、このとき撮影した動画を何十回も観ました。
視線や表情、声のトーンや言葉を発するタイミングなどといった微妙な要素を、
動画はありのまま伝えてくれます。理事長先生と保護者の皆さんが和やかに
語らう映像から、情報発信者と受け手が、ホームページを通じてつながりを
深めているということをあらためて認識することができました。

近年は、「YouTube(ユーチューブ)」という動画投稿サイトが話題を呼んだり、
デジカメや携帯電話で気軽に動画を撮影する人が増えたりしています。
安くて簡単に扱える動画編集ソフトも登場し、動画はずいぶん身近になりました。


 園の保育方針、保育活動を保護者や地域の皆さんに伝えたい。
そう思ったら、やはり動画コンテンツが効果的。制作した動画データは
プロジェクタで上映したり、DVDにして配布したり、ホームページで公開したり
することをおすすめします。園の様子をそのままに伝えてくれることでしょう。

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