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- ライター名:鈴木 あゆみ
- 会社名:株式会社サンロフト 保育者向けIT専門紙「パステルIT新聞」
- 2,000ヵ園以上のIT化支援に携わってきました。保育のIT専門紙「パステルIT新聞」の読者は既に4万人超。IT発想をプラスして、より楽しく充実した保育をしませんか?
パソコンで困ったときの相談相手を
掲載日:2008年10月 1日 「ひとりでマニュアルを読むよりも、実際に使いながら、わからないところだけを
サポートしてもらうほうが効率的なんですよね。」そう話すのは、
当社が運営している幼稚園・保育園専用ITサポートセンター会員のA先生です。
パソコンは簡単に壊れるものじゃないと信じて積極的に触れること。
困った時にはその場でサポートセンターに相談すること。その繰り返しによって
パソコン利用を進め、様々な目的を果たしている先生方が全国にいらっしゃいます。
ある園では、一昨年より「顔写真入りの卒園証書」を作り始めました。
枠飾りが施された証書専用紙に園児の名前と写真を印刷します。
タカハシ、ミサキ、ヨシカワなど、人名特有の漢字入力は通常の変換では
出てきません。
そこで、その都度サポートセンターに対処法を確認することにしました。
巣立ちの記念の大切な1枚だからこそ、正式な表記や書体、文字や写真の
バランスなどといった細かな仕上がりにこだわったそうです。
「卒園時の子どもの姿がわかっていい記念になった。」と、保護者にも好評。
子どもたちも、写真が印刷されていることで自分に贈られた証書だということが
わかり、喜んでいたといいます。
「園内では本当にやることがいっぱい。隙間時間を見つけてパソコンに
向かいます。だから、同じことをするにも、『あれ?どうやるんだっけ?』
ということがしばしば。でも、そんな時すぐに電話できる相手を持つことで
安心してパソコンを使えているんですよ。」とA先生は続けます。
また、突然プリンタが動かなくなってしまったり、買ったばかりのデジカメの
使い方がわからなかったりする時も、説明書の見方を教えてもらったり、
トラブルの原因や対処法を説明してもらったりすることで、様々な状況にも
強くなっていくようです。やはり、何事も経験ですよね。
一方、電話サポートスタッフにとってみれば、皆さんに頼りにしてもらえることで、
日々やりがいを感じています。問題が解決したあとの、
「ありがとう。助かりました。」という晴れ晴れとしたお礼の言葉や、
電話の向こうで鳴り響く拍手を聞いて、また次もお役に立ちたいと思うのだそうです。
これまで、「難しそう」「覚える時間がとれない」などと消極的だった先生方も、
こうした「困ったときの相談相手」を確保することで、安心して
パソコン活用をすることができるのではないでしょうか。
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