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- ライター名:荒井 香織
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
差別化要素【接客~入園前~】その2
掲載日:2008年10月10日いつもご愛読有難うございます。船井総合研究所の荒井香織です。
前回は、入園前の接客である「訪問前の電話」についてお話いたしました。
今回は、「お出迎え」についてお話して参りたいと思います。
お出迎えは、一番初めに保護者様・お子様と顔合わせをする機会です。第一印象は非常に重要であるというお話をよく耳にしますが、とても重要な項目であると言えます。お出迎えを細分化すると下記になります。
<1>園に入る前に応対スタッフが本人かを詳細に確認している。
⇒本人か詳細に確認しないまま、園に入れることは問題外です。ただし、確認の仕方しだいでは、保護者様に不快な気分をさせてしまうので、注意が必要です。笑顔で明るく応対しましょう。
<2>応対スタッフ以外も挨拶をしている。
⇒応対スタッフ以外の挨拶の仕方で、状況を把握しているか否かが分かります。情報共有をしっかり行われているか否かでその園の安全面や教育方法も見られてしまうと思いましょう。
<3>入園している子ども達も挨拶している。
⇒入園しているお子様たちが挨拶しているか否かでその園において教育がしっかりしているかが分かります。保護者様にとっては、お子様と触れ合う度に、自分の子どもがどのよう育つかイメージしますので、教育を徹底しましょう。
<4>保育士の服装・髪型は、適切である。
⇒身だしなみは、接客の基本の一つです。先生らしくない服装や髪型をしていたら、不安にさせてしまいます。適切な服装・髪型をしましょう。
<5>どのような順序で園の説明をするかが明確になっている。
⇒当たり前ですが、初めて来園した保護者様は、何も分からず不安でいっぱいです。まずは、その日どういったことをお話したり、ご覧になっていただくかを明確に伝えましょう。
繰り返しになりますが、お出迎えは、初対面の場です。園をご覧になられる前に「この園はダメだ」と思われないように、明るく笑顔で対応しましょう。
次回は、「自園の説明」のフローについてお話いたします。
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