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- ライター名:荒井 香織
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
差別化要素【接客~入園前~】その4
掲載日:2008年11月 8日みなさん、こんにちは。船井総合研究所の荒井です。
本日は接客シリーズ最終話「お見送り」についてご説明したいと思います。
「お見送り」のポイントは大きく3つです。
1.説明に対しての質問を受ける
2.今後のスケジュールの確認をする
3.お客様を出口までお見送りする
まず、1の「説明に対しての質問を受ける」ですが、保護者は大切なこどもを預けるにあたり、保育施設に対してたくさんの不安や心配を抱えていらっしゃいます。その不安を拭い去り、こどもが自施設に入園して楽しく生活しているイメージを保護者に描かせることが重要です。
他のこども達が入園してどのように変わったか、他の保護者の方からこんな感謝の声を頂いています、というような具体的な例を挙げられるとよいでしょう。
2つ目の「今後のスケジュールの確認をする」ですが、これはきちんと押さえましょう。
何月頃から入園募集が始まり、説明会はいつ行われるのか、先行予約制度はあるのかなど、今後自施設はどのようなスケジュールで、保護者の方にはどのような動きをしてもらえればよいのか、を口頭だけではなく紙に書いたものを渡して説明します。
もし現在は入所待ちの児童が多すぎて受けられないのであれば、連絡先を控えておき、空き次第連絡するようにできれば今後につながりやすくなります。
3つ目の「お客様を出口までお見送りする」です。説明して終わりではありません。最後まで気を抜くことなく、お客様をお見送りしましょう。
「次回はぜひお父さんも一緒にまた遊びに来てくださいね」、「何かわからないことなどありましたらお電話でもお気軽にご連絡ください」など、次回につながるようなメッセージを最後に織り込むことも忘れずに行ってください。お見送りの一言はお客様の印象には大きく残ります。
4回に渡りまして接客シリーズ~入園前~をお伝えしましたがいかがでしたか?
ぜひチェックシート化して取り組んでみてくださいね。
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