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- ライター名:荒井 香織
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
船井流マーケティング手法その3
掲載日:2009年5月18日みなさん、こんにちは。
船井総研の荒井です。
本日は船井流マーケティング手法3つ目の主導権化についてお話を致します。
主導権化というのは、企画力を持つなどこちら側がお客様に対して主導権を持つことです。最近はモンスターパーレンツなど、保護者のクレームが大変問題になっております。
どのようにしたら、モンスターパーレンツを防ぐことができるかと申しあげますと、こちら側が主導権を持つことです。
保護者の方の主張を全て聞くことは不可能です。もちろん重要な意見もありますので、保護者の方のお話に耳を傾けることが大切なのですが、全てを聞いてしまいますと、施設の理念まで崩れることにもなりかねます。
ですから、最初からきちんと施設の方針を打ち出し、「これはできる、これはできない」、というように提示しておきます。保護者にクレームを言われる度に、方針を変えているようでは、施設のコンセプトがぶれてしまいます。
しっかりと施設の理念、コンセプトを打ち出し、「この理念によってこのように運営しているのです。
この理念に賛同された方は入園なさってください」、というように、こちら側が主導権を握ること、それが一番のクレーム対策になるのです。
そのためにも、まずは施設の理念やコンセプトをしっかりと定めることが大事ですね。
では、次回もお楽しみに(あらい)。
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