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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
保育事業の種類(2)
掲載日:2009年7月 7日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、今回も前回に引き続き、保育事業の種類についてお伝えします。
大きくは以下の6つです。
1.ベビーシッター派遣お客様の自宅で1対1の保育を行なう。協会加盟により割引券を利用者
に提供する事も可能。小学生を預かる学童シッターなども近年増加傾向。
2.保育所運営
一般的な「保育所」。民間企業の場合は認可されていない「認可外保育所」
での開設がスタンダード。都道府県、市町村によっては独自の助成金制度
もあり(=準認可保育所)また、社会福祉法人を取得している法人について
は国から助成金を受ける「認可保育所」の認可取得も可能性あり。企業と自
社施設利用契約などの法人契約もある。
3.事業所内保育運営受託
企業や病院、介護施設内に従業員向けの保育所を運営を委託する。利益率
が高く、近年の保育市場拡大を牽引したサービス。しかし、新規参入企業とし
ては保育経験や実績を問われやすいため、契約を取りにくいという課題も存
在する。
4.来店促進用託児ルーム運営受託ショッピングセンター、フィットネスクラブ、温浴施設などの商業施設におけるフ
ァミリー層の来店促進を目的とした保育サービス。直営の場合と運営を受託す
る2つのパターンがある。
5.公立保育施設運営受託
近年注目されている公立保育園の民営化。一般的には社会福祉法人による委
託が多いが、近年は民間保育事業者の委託も増加している。
6.保育士・幼稚園教諭派遣
保育所に保育士を派遣する派遣業。保育士不足が叫ばれている昨今、派遣業者
からの参入も多い。
以上となりますが、特に参入企業の多くは1と2のパターンです。
まずはここからスタートすることを検討しましょう。
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