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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:荒井 香織
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

経営理念・ビジョンの理解

掲載日:2009年7月 7日

みなさん、こんにちは。船井総研の荒井です。

 

本日は「経営理念・ビジョンを理解する」というテーマで「氷山理論」についてお話したいと思います。

船井総研では、企業の方向性を決める戦略を立案する前に企業の理念・ビジョンを整理することが大切であるとお伝えするために、「氷山理論」という理論を使用しています。

氷山は「氷山の一角」という言葉からわかるように、海に浮かんで見える部分は全体の10%程度であり、残りの90%は沈んでいて見えない部分です。

 

企業の力も氷山のように、「目に見える部分(可視領域)」と「目に見えない部分(不可視領域)」に分けられます。

 

保育施設に置き換えると、

目に見える部分(可視領域)・・・保育士、施設、サービス、保育サービス、保育事業のシステム
目に見えない部分(不可視領域)・・・保育コンセプト、理念、社会観、人生観


が考えられます。

つまり、経営戦略を策定するということは、施設のベースになる不可視領域を構成する各要素をつくり上げ、明確化していくことであるといえます。
土台となる不可視領域が不明確であれば、その施設の成功はないと言っても過言ではありません。

自施設の不可視領域は明確になっているでしょうか?

 

ぜひ一度氷山のイラストと共に自施設の各要素を書き出してみてくださいね(あらい)。

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