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施設の業績を向上させたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

3歳の壁をどう超えるか?(2)

掲載日:2009年8月 6日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、今回は前回に引き続き、「3歳の壁」の超え方をお伝えしたいと思います。

念のため「3歳の壁」とは、3歳になると認可保育所に移行する事を指します。

これを解消するための方法として今回は2つほど事例をご紹介します。

ある認可外保育園があります。
ここは、英語教育に特化し、0歳を預かりません。1歳~5歳のこどもを預かって
います。

この保育園のある商圏では英語に力を入れている保育園はここ以外に存在しま
せん。

だから3歳を超えても他に移らないのです。
要するに、ここでしか提供できないものを保有しているのです。


また、ある保育園では、モンテッソーリ教育に力を入れています。
モンテッソーリ教育を導入している保育所はまだ日本でも多くありません。
よって、商圏外から子供たちがやってきます。
一番遠いところから来ている園児は、この園から10キロ以上離れた場所から
通ってきます。

これはあくまで認可外保育所の例ですが、認可保育所でも同様です。
大切なのは、

「あなたの施設にしかないもの」

を持っているかどうかです。

そして、

「それに共感した保護者や子供たちしか通わない」

という状態を作っていることです。

これが3歳の壁を超えるポイントです。

是非参考にしてみてください。

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