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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
「アサヒビール」から学ぶ
掲載日:2009年8月 6日みなさん、こんにちは。船井総研の大嶽です。
さて、今回は「アサヒビール」の素晴らしい取り組みから保育事業に
活かせる手法を考えていきたいと思います。
アサヒビールでは商品の売り上げの一部を環境保護活動などに寄
付する新販促策を行っています。
これは、高知県の仁淀川の水質保全事業に役立てるためにアサヒビールが
寄付している取り組みです。
今年に、「うまい!を明日へ!」というプロジェクトをスタートさせたアサヒビール
ですが、これによって、消費者に大義ができ、購入に結びついているのです。
具体的には、消費者はこのような取り組みに関心はあるものの、日々忙殺され
ながら自身で行動が出来ません。
しかし、このような大義をきっかけに自分自身が参画する気持ちになるのです。
これを「コーズ・リレーテッド・マーケティング」と言うそうです。
(私が愛読している「日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1631号」より)
これを保育園に活用するとすれば、地域の方々を巻き込んで、こどもたちの成長
や生活を地域で協力する活動が考えられるのではないでしょうか?
それがプロモーションにもなり、ブランディングにもなります。
是非ご検討を。
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