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- ライター名:荒井 香織
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
人財教育の考え方~その2~
掲載日:2009年8月 7日みなさん、こんにちは。
船井総研の荒井です。
本日は前回に引き続きまして人財教育について考えていきたいと思います。
人財教育の中でも、今回は一般教育についてお伝えします。
皆さんの施設では、保育士の新人教育の際にはどのような研修を行っているで
しょうか?
もちろん現場にすぐに入ってのOJTを行っている施設様は多いのではないかと思います。
ぜひ行っていただきたいと思う新人研修は以下の通りです。
1.自園を知る・・・自社の理念やコンセプト、歴史
どのようにして自園が開設されたのか、どのような思いでどのようなサービスを提供していくかを知る
2.ビジネススキル研修・・・電話応対、名刺交換の行い方、挨拶、身だしなみ
ビジネスマンとしての基礎を学ぶ
3.ディスカッション、プレゼンデーション研修
ビジネスマンとして、発表の仕方や議論方法を学ぶ
1の自園を知るということは、採用時に多少は学んだかと思います。
しかし、創設者がどのような想いでこの施設を始めたのか、何を保護者・お子様にお伝えしていきたいか、地域とはどのように関わっていきたいかなど、細かいことはわからないと思います。
まずは、想いを共有することが一番最初の役割です。
保育のノウハウではなく、自園で働くことの意義をこの1番を通じて共有していく必要性があります。
次回以降、具体的な研修方法について触れていきたいと思います。
ぜひお楽しみに(あらい)。
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