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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
多店舗化の法則(4)
掲載日:2009年10月 8日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
今回も引き続き、多店舗化の法則をお伝えします。
今回は「管理・オペレーション」についてです。
施設が2、3、4と増えてくると、今度はそれら施設を管理するオペレーション体制
が重要となってきます。
何故管理が必要になるかといえば、
・施設によって品質のバラつきが出てくる
・目が行き届かなくなる
という点が挙げられます。
よって、以下の対策を取らねばなりません。
・標準化
・管理体制の整備
これらを「本部」という体制を整備して実施することになるのです。
当然それには「本部経費」がかかることになります。
よって、本部体制を敷くためには、本部体制を敷くだけの経費が
賄える状態でなければなりません。
一般的に、本部には大きく
・代表
・事務社員
・管理社員
が必要となります。また本部事務所、必要設備、備品等を含めた
費用も含めて考えなければなりません。
こうなると、単純に1人ずつ考えても月額最低80万円の利益が生
み出せる体制が必要となるのです。
例えば、施設当たり利益が月額30万円の場合は、3施設以上という
ことになりますね。
船井総研では「3・7の法則」というものがあります。
一人の主任が見れる社員数は、3人~7人、一人の施設長が見れる
社員数は7人~30人です。
同様に一人の管理者が見れる施設は3施設~7施設となります。
是非参考にしてみてください。
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