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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
「複合型保育所モデル」への挑戦(1)
掲載日:2009年10月22日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、今回からは「複合型保育所モデル」についてご紹介したいと思います。
近年、準認可や認可外保育所では一部「複合型保育所モデル」が登場し始めて
います。
このモデルの特徴は、
・会員増加
・利益率の増加
・客単価向上
にというメリットが享受されることに集約されます。
保育所とは「ハコモノ事業」であることに加えて、定員設定がされており、
限られた顧客としか接点を持つことが出来ません。
これはビジネスの原則上、
売上高=客数×客単価
の客数が増やせず、さらに保育料で客単価が決定されるため、
売上高に限界がくるのです。
最近、こんな声をよくいただきます。
「保育所って儲かりませんよね・・・」
私はそもそも儲けしか考えていない企業は保育事業をやるべきではない
という方針を持っていますが、そうでない企業様でもこのような声をいただく
ことがあります。
「いかに客数と客単価を上げられるか?」
これに経営の成功ポイントは尽きるのです。
次回から詳細をご説明したいと思います。
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