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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
「複合型保育所モデル」への挑戦(4)
掲載日:2009年12月10日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
今回は前回に引き続き、「複合保育所モデル」のご紹介をいたします。
・施設保育
・在宅保育
・教育
・カルチャー・イベント
・サロン・ネットワーク
・企業との連携
・商業との連携
・物販・レンタル
・情報提供
これらを効率的に導入することがポイントですが、特に今後皆様に
お勧めしたいのが、
・カルチャー・イベント
・企業との連携
・商業との連携
・物販・レンタル
の4つです。
カルチャーとは、よく見られるカルチャースクールの親子版と子ども版を
導入するのです。
キッズダンス、親子陶芸、親子料理教室、ベビーヨガなどがそれにあたり
ます。
これを土曜日や日曜日の比較的余裕のある時間帯に1つでも2つでも
行うのです。講師はカルチャーセンターや講師派遣専門の会社などに
依頼するのが一般的です。
また、企業や商業との連携やこれから益々重要となります。
いまや、保育所は直接入園する利用者だけではなく、会社の従業員や
商業関連の来店者にも目を向けなければなりません。
これによって、新たな展開への広がりも出てくるのです。
そして、物販・レンタルです。
これについては直接は保育と異なりますが、広く子育てを考えた際に
絵本や玩具の購入も保護者にとっては頻繁に発生する事象です。
さらに、費用的にもばかになりません。
そこで、園で持っている絵本や玩具をレンタルサービスとして貸し出す
のです。
そうすることにより、新たな顧客接点も生まれます。
以上のことを複合的に保育所をベースとして展開していくことで、事業
はもっと広がり、地域貢献の数も増えるはずです。
ぜひご検討を!
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