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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
船井流「売上高の公式」を忠実に守る!(1)
掲載日:2009年12月22日みなさん、こんにちは、船井総研の大嶽です。
さて、今回は、船井総研が最も大切にしている考え方の一つである、
「売上高の公式」
を元に、保育所経営の改善を考えたいと思います。
まず、売上高の公式とは、
売上高=マーケットサイズ×商圏人口×シェア
です。
マーケットサイズとはその商品やサービスにおける国民一人当たり消
費支出額と言い、それに商圏人口を掛け合わせると、その商圏内の総
需要額が算出できます。
ちなみに、保育所のマーケットサイズは66万円です。もし、仮に商圏内に対象人口
(0歳~5歳)が1,000人いれば、6億6千万円の市場ということです。
これを認可や認可外などの施設が獲得し合うのです。
どんな商売もその商圏の中でシェアの獲得競争をしています。
概ね認可保育所は、19%~31%程度が多く、認可外保育所は、7%~15%が
多いものです。
そして、これが掛け算であることに注目しなければなりません。
どれかを高めれば、
売上が上がる=利用者が増える=自園のファンが増える
のです。
では、この3つを上げるためにはどうしたらよいか?
どんな順番で上げればよいのか?
次回はそれをご紹介します。
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