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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
保育所運営のリスク(2)
掲載日:2009年12月25日みなさん、こんにちは。
いよいよ今年も終わろうとしていますね。
皆様にとってどのような年だったでしょうか?
保育業界も今年は多くの変化がありました。
来年もきっと社会にとって、そして皆様にとって良い風が
吹くはずです。
一緒により良い経営を、そしてより良い社会を目指していきましょう。
さて、今回は運営リスクについての2回目。
テーマは「人材確保」です。
「保育士は足りていないのでは??」
というご相談をよく受けます。
しかし、実際のところ、現在就労している保育士は30万人ですが、
有資格者は130万人もいると言われています。
実は、足りていないのではなく、働いていないのです。
これは、待遇面や子育てなどの理由が多いのが現状です。
しかし、最近は不況となり、保育士として働き始める人材が増えたと言われます。
自園の特徴や保育に対する思いをしっかりと伝えられれば新規オープン人材の
確保はさほど難しいことではありません。
それよりも、運営上の突発的な臨時社員を早急に確保しなければならない
場合です。
これはリスクが伴います。
これを防ぐためには、未然に退職する社員を把握すること
が重要です。
そこは規則として定めなければなりません。
規則は個人的にもあまり好きではありませんが、保育士が不足している状況で運営は
出来ません。心不全となります。
この仕組みさえ構築してあれば大きな問題にはなりません。
この件については是非ともご相談ください。
それでは皆さん、良いお年を!
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