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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:荒井 香織
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

安全管理の重要性

掲載日:2009年12月25日

みなさん、こんにちは。
船井総研の荒井です。

本日は、保育園運営における安全管理についてお話したいと思います。
子どもが元気よく、安心して生活をできるように、保育園側としてはたくさんの配慮をしなければなりません。
保育園でもっとも重要視されることは「安心・信頼」ですので、子どもに対してこのような配慮をしているということを園側はしっかりと訴求していく必要性があります。

安全管理の項目としましては、
・事故対策
・危機発生時の対応
・ケガの防止対策と応急処置
・交通事故時の緊急対応
などがあります。

これらの計画、管理において大切なことは、皆がわかりやすく、理解できるよう仕組み化することです。

例えば、児童の事故対策として、ヒヤリハットマップというものを作ります。
これは、施設内の危ない箇所を写真に撮っておき、1枚のMAPとして皆の集まる場所に掲示し、誰でも一目で施設の危険箇所を把握するようにします。

こうすることで、初めてこの施設に来た人でも、そのMAPを見れば怪我なく安全に生活することができます。
安全管理のポイントは、「見える化」と「蓄積」です。

誰でもわかりやすく、理解でき、すぐに行動できるようなツールを作成し、それを訴求する。
また、事故発生時には報告書として文書化し、研修などを通じて、過去のケーススタディを行い、2度と同じ事故が発生しないような仕組みづくりをします。

スタッフ1人1人が常に安全管理に対して高い意識をもって、業務に取り組めるよう、しっかりと社内でその体制作りを行いましょう。

次回もお楽しみに(あらい)。


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