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施設の業績を向上させたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

船井流「売上高の公式」を忠実に守る!(3)

掲載日:2010年1月22日

みなさん、こんにちは。

おかげさまで「第1回園児募集☆倍増セミナー」も2日間が満席となりました。

追加日程が決まりましたので、ご都合の合う方は是非ご検討ください。
詳細はトップページのバナーに記載しております。


さて、今回も前回に引き続き、売上高の公式から経営を考えていきたいと
思います。


売上高=マーケットサイズ×商圏人口×シェア


シェアアップ→一番商品をつくること
商圏人口拡大→集客活動範囲を広げる
マーケットサイズ→サービス付加、事業付加

という説明を前回いたしましたが、今回はこの詳細について触れていきたい
と思います。


まずはシェアアップです。

シェアアップとは、自園が商売している商圏内で対象となる子どもたちのうち、
自園を利用する割合を増やすという意味です。

この方法は、上記にあるとおり、「一番商品」を作る事にあります。

ここで言う「商品」とは、コースが主となります。通常の週5フル、学童、一時、病児、産後、プリスクールなど、
対象年齢や特別保育、預かり時間の違いでコースは異なります。

その中で何で一番化するかというと、船井流に言えば「ツイているモノ」でするのです。

この「ツイているモノ」とは、売上構成比が高く、売上が伸びているものを指します。

きっと購読者の方々の中では、

「うちは以外と学童が伸びてるんだよね・・・」
「うちは一時保育の需要が高いんです。」

など様々だと思います。

その場合は、学童や一時保育に力をいれ、アイテム数(コース)を増やし、告知なども積極的に
強化していくと成果が出ることがあります。

しかし、多くの園では、

「うちはやっぱり保育園だから週4~5日の8~10時間が多いな・・・」

というところが多いのではないでしょうか?

その場合は「自分たちの得意な特定分野に特化」するのです。

英語、管理体制、人材教育、運動、保護者のネットワーク化、イベント・・・・

そうすると、自ずと自分たちの園の特徴が認知され、自然発生的に反響が出るようになります。

お分かりになられましたでしょうか?

次回は「商圏拡大」について触れていきましょう!

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