みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、このコーナーもいよいよ開設に向けた具体的ノウハウをお伝え
していきたいと思います。

今回からシリーズで「立地を間違えると全てが狂う！」という内容を
お送りしたいと思います。

これまで、私も相談案件やコンサルティング案件を含めて８０件程度の立地選定に携わって
きました。

その中で、成功している立地選定パターンが何なのかがある程度確信が持てる状態まできました。

それをこのシリーズではご提供したいと思います。

まずは何からはじめるか？

それは、候補物件のピックアップです。

既に始めたい場所がある方は省略してかまいませんが、場所が未だ見つかっていない方については
ここが重要となります。

「何を見たらよいのだろう・・・」
「どんな基準があるんだろう・・・」

分からないことがたくさんあると思います。

大きくは以下の３つを見てください。

１．安全性・衛生面
２．利便性
３．コスト

１については、特に以下を見てください。

・近隣の商業施設・イメージ
・ビルの構造・イメージ
・入口前スペース
・通行量
・交通量
・採光・窓
・避難経路（２方向）
・階段の段差（２階以上の場合）
・視認性
・耐火性
・耐震性

これらはあくまで基本的な部分ですが、最低でもこの程度は見る必要があります。

また、２については、
・駅近・アクセス
・階数
・入口前スペース
・レイアウト
・公園
・視認性

などがあります。特に都心になればなるほど駅近物件が有利になることが多いものです。

さらに、３については、

・空調
・電気
・排気・排煙
・水周り
・クロス、天井、床
・設備移動
・敷金・礼金・その他
・家賃
・契約時期

などがあります。出来るだけコストを落として始められている企業が多いのは当然です。
（その分、人的資源に投資をしてください。）

以上が基本的な物件ピックアップのチェック項目です。

是非検討してみてください。

次回は「商圏設定」についてお伝えします。