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- ライター名:都築 裕一
- 会社名:キャリアフィールド株式会社
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地方採用のハードル(面接)
掲載日:2010年2月 2日当社が扱った案件で、今まで一番の遠方採用はフランスです。
しかも面接を行うために、日本に来ることができないという条件はありましたが、採用は無事に終了することができました。
このとき用いた方法は、「スカイプ」です。
スカイプはインターネット回線を利用した無料のインターネット電話です。
インターネットの媒体が普及したことにより、遠距離の「告知」の問題は大きく解消されました。しかし、次に「面接」というハードルがあります。面接も「スカイプ」などのインターネット回線を利用して行うこともできますが、一般的には、下記の3つの方法があります。
(1)書類のみの選考を行う
(2)現地面接(出張面接)を行う
(3)面接に来てもらう
それぞれ、メリット・デメリットがありますので見ていきましょう。
(1)書類のみの選考を行う
距離は関係ありませんので、コストがそれほどかかりませんが、双方に実感がわかない状態での就業は、不安が大きく残ります。スカイプを利用する必要はありませんが、加えて電話で面接を行うことにより、書面だけで行うよりは、精度の高い選考ができます。
(2)現地面接(出張面接)を行う
応募者負担の交通費も少なく、応募者にとっては良い方法だと思います。
しかし、数名の面接のために遠方にいくのは大きなリスクです。当日キャンセルなどが出た場合、誰も面接に来ないという可能性もあります。面接会の日程を設定して告知をして、一定の日時に応募者を集めてくのが良いかと思います。また、応募者が少なかった時のために、日時の設定に弾力を持たせておくとよいでしょう。
(3)面接に来てもらう
多少の距離であれば、良いのですが、遠方からは来てもらうのは非常にハードルが高くなります。面接交通費の負担も検討しなければなりませんが、応募者全員の交通費負担を検討すると、(2)の方がコスト的に安くなることもあります。
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