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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
船井流「売上高の公式」を忠実に守る!(4)
掲載日:2010年2月12日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、今回は引き続き、保育業界における船井流の考え方をお伝えします。
売上高=マーケットサイズ×商圏人口×シェア
の中でも、今回は「商圏人口」についてお伝えします。
商圏人口とは読んで字の如く、自身が商売する範囲の中にいる人口を指します。
これを拡大させると売上高は拡大します。
しかし、あくまでも以前お伝えしたように、シェアがある程度確保できた後に
考える施策です。
商圏を拡大させるためにはどうすればよいか?
それは、
「集客・募集範囲を広げる」
ということです。
よく幼稚園ではその施策としてバスルートを広げます。
幼稚園ではこれが当たり前となり、今まで競合しなかった幼稚園が
範囲を広げることによって競合になっているのです。
保育業界でも送迎バスを出しているところもありますが、出していない
園は次のことを行ってください。
「今まで広告を出していなかった場所に広告を出す」
当然ながら、広告を出せる範囲というのは、親御様が通える範囲の中で
考えなければなりません。
チラシでもポスティングでも設置広告でも雑誌広告でもHPでも同様です。
ある程度足元の商圏からシェアが獲得できている園は是非考えてください。
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