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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
立地を間違えると全てが狂う!(3)
掲載日:2010年2月26日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、いよいよ今年第2弾。過去200名にご参加いただいている
大人気の「保育事業新規参入セミナー」が始まります。
ご興味のある方は是非こちらをご覧下さい!
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/fnisemlist11.html?id=135
さて、今回も立地についてお伝えします。
前回は「商圏設定」についてお伝えしました。
商圏がある程度定まったら、今度はその商圏内のマーケットと競合状況
を把握しなければなりません。
今回はマーケット(市場性)についてです。
マーケット(市場性)とは、単純に「その地域にいる対象となる子どもの人口」です。
しかし、このマーケットの考え方を知らない方が非常に多くいらっしゃいます。
大よその目安としては、
1,000人以上→A
800~1,000人→B
500~800人→C
500人以下→D
と考えてください。
実体験では、500人未満は成立しにくいです。
その場合は、商圏設定を見直してせめて800人以上は
確保できる設定をしてみてください。
その際に、通園するのに非現実的な商圏になるようであれば
その地域は難しいと判断しましょう。
それ以外にも、子どもの伸び率や子どもの人口密度も合わせて見ていきます。
これは将来性を図るには非常に効果的です。
さて、次回は競合状況の把握についてお伝えしてきます。
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