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人材を獲得したい

    • ライター名:都築 裕一
    • 会社名:キャリアフィールド株式会社
    • 国内最大級の保育専門の求人サイト「求人情報ナビ+V」を運営。 求人サイトだけでなく、保育学生向けフリーペーパーや就活イベントなど独自の展開で、人材サポート実績は、1,600社4,000施設。

地方採用のハードル(住宅)

掲載日:2010年3月 2日

保育士は給与が低いから、自宅通いでないと難しい
本当にそうでしょうか?

地方出身者に様々な手当てや福利厚生を整備している園があります。
 ・住宅費負担(一部)
 ・寮完備
 ・住込み
 ・帰省費手当(夏冬のみ)

一般の企業でも、社内独自の2駅ルールなど作り、2駅以内に住んでいる社員に対して手当てを支給している企業もあります。(自宅通いの社員ではなく、不動産契約が本人名義であることが条件です。)

こうした手厚い待遇を準備できれば、職員を採用しやすく、離職率の低下にもつながるかもしれませんが、出来ないからといって必ずしも不利ということではないように思います。

東京都の4大卒初任給(一般企業)は、平均で20万円弱。この中には、初任給が25~30万円と特別に高い企業もありますので、そういった企業を除くと、平均初任給は18~19万円程度になります。

一方、東京都の保育士の初任給平均は、17~18万円(当社掲載企業)。
一般企業の初任給と、5%程度しか差がないのです。しかし、平均で「給与の30%が住宅費」であることを考えると「保育士の1人暮らし」も不可能ではないと思います。

「保育士は自宅通いでないと難しい」という考えは、「雇う側」と「雇われる側」に共にある先入観なのかもしれません。


※この考えは、保育士の給与が低いということに反論する考えではなく、「保育士は給与が低いから、自宅通いでないと難しい」という考えに対しての問題提起です。

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