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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
「保育園モデル」では儲からない(2)
掲載日:2010年3月25日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
3月から、ブログ&ツイッターを始めましたので、是非お気軽にご覧ください。
「保育コンサルタント 大嶽の『現場日記』」
http://hoikubiz.blog129.fc2.com/
※保育経営ナビから見れるように近日中にバナーを張る予定です。
さて、今回は保育園モデルの限界について引き続き、ご紹介したいと思います。
認可保育園や準認可保育園(東京認証、横浜保育室など)は補助金が下ります
のでその中で安定経営を実現することは認可外保育園に比べたら容易なことです。
これは言うまでもありません。
しかし、認可外保育園は保育をし、その対価として保育量を頂戴するというモデル
では、限界があるのです。
それなのに、様々なコンサルティング会社やフランチャイズ本部では、
「こんなにも儲かりますよ。」
と、驚くような収支イメージを出すところが多いようです。
私も何度か拝見したことがありますが、正直なところ、首を傾げてしまうような試算
をしていました。
それでは、認可外保育園は経営が立ち行かないモデルなのか??
そうではありません。
「抜本的なモデルチェンジ」
が必要となります。
そのヒントが、「フリーミアム」にありました。
フリーミアムをご存じない方はこちらを参照してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%A0
要するに、フリーミアムとは
「基本サービスを無料にして付帯サービスで利益を創出する」
というモデルです。
グーグルやスカイプ、グリーなどが代表企業ですね。
このモデルを応用して新たなモデルを創出するのです。
認可外保育園の強みはとにもかくにも、「柔軟性」です。
次回をお楽しみに!!
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