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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
「フリーミアム」から学ぶ
掲載日:2010年3月25日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、今回は「フリーミアム」という新たなビジネス
モデルについてご紹介したいと思います。
これは、恐らくこれからの時代の核となるビジネスモデルになるような気がして
なりません。
このフリーミアムとは、
・フリー
・プレミアム
を合わせた造語です。
基本サービスを無料とし、付加サービス・付帯サービスを有料化するのです。
例えば最も代表的な事例の一つに携帯用ゲームサイトの「グリー」があります。
これは、利用料を無料とし、誰でも気軽に遊ぶことが出来ます。
例えば釣りゲーム。
この場合、全国オンライン状態のため、自分が釣った魚が全国ランキングとして
発表されます。
「あなたは○○○○位」です。
そうすると、潜在的な競争意識が芽生え、
「もっと順位を上げてやる!」
という気持ちになるのです。
そこで登場するのが、ゲーム上のオプション。
そこでは、ルアーやリールが有料で購入できる仕組みになっています。
そして、ユーザーはそれを購入するのです。
グリー以外にもスカイプやグーグル、ユーチューブなどもその一つといえます。
これを保育事業にも活かせるのでは!?
特に認可外保育園では、工学の保育料設定をせざるを得ません。
しかし、別のところで収入が得られる仕組みを作れれば、保育料を下げることも
可能になります。
詳しくは次回の、保育経営ナビ「施設の業績を向上させたい」を是非ご覧ください!
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