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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:荒井 香織
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

競合調査の方法~その②~

掲載日:2010年3月29日

みなさん、こんにちは。船井総研の荒井です。

本日は前回に引き続きまして、競合調査の方法についてお伝えしたいと思います。
競合を調査する際の項目としては、

①客層(保護者さまの性別・年収・住まいなど)
②商品力(保育力・教育力など)
③価格力(月極め保育料・一時保育料)
④接客力(電話対応・見学対応)
⑤販促力(チラシ・看板・HP)
⑥サービス力(延長・病児・送迎などの付加サービス)
⑦固定客化力(イベント・アフターフォロー・会員化の仕組み)
⑧ストアロイヤルティ(ブランド力)

です。これらの内容をできるだけ具体的に調査し、可能であれば、人を変えて何度か調査します。
何故かというと、日によって保育士やプログラムも変わるため、1日のみの調査では判断が難しいからです。

競合施設を調べましたら、自施設も含めて、一覧にまとめ、強みと弱み、そしてそのレベルを比較します。
そこから、もっと自施設が売上を伸ばすチャンスはないかを見つけていきます。

そのポイントは
①自施設の強みをもっと強化することで伸びないか
②競合の強みを取り込むことはできないか
③競合の弱みをついて差別化できないか

の3点です。

ぜひ、みなさまも競合調査をする際に参考していただければと思います。
では、次回もお楽しみに(あらい)。

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