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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
「保育園モデル」では儲からない(3)
掲載日:2010年4月 9日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、今回も前回に引き続き、保育園のビジネスモデルについて
ご紹介します。
認可園は別として、認可外保育園は「柔軟性」が強みということに
気づいて活かさなければなりません。
これから皆様に考えていただきたいこと。
それは、
「付帯事業を考える」
ということです。
保育園だけでは構造的に収益性が上がらないのです。
基本事業が「保育」だとすれば、それ以外の子育て支援サービスが
付帯事業ということになります。
この付帯事業は「保育」以外です。
教育、販売、レンタル、カルチャー、イベント・・・
様々なモノやサービスがあることでしょう。
このような付帯事業付加は、こんなこ3つの効果を生み出します。
1.これまで関わりの無かったママと出会える(顧客開拓効果)
2.付帯で関わったママが保育園を利用する可能性が出る(収益商品への移行効果)
3.保育で関わっているママが付帯を利用する(客単価向上)
何度も申し上げます。
「保育サービスだけでは儲からない」
のです。
「保育サービスを軸として子育て支援サービスを提供する」
のです。
次回からはこの付帯事業の具体例をご紹介したいと思います!
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