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- ライター名:荒井 香織
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
手配りチラシにて認知度向上とニーズ把握をする保育園
掲載日:2010年4月23日みなさん、こんにちは。船井総研の荒井です。
本日は千葉県にあるF保育園についてご紹介します。
F保育園は、定員20名程度の認可外保育所なのですが、毎月多くの見学者がきており、入園につながっております。
どのような方法で集客しているかと申し上げますと、駅前でのチラシの配布です。
よく新聞の折込広告にチラシを入れるという方はいらっしゃると思うのですが、現在多くの若い世代の方は新聞を読みません。
インターネットの普及により、ニュースも携帯のサイトで見る方が多いです。
そこで、このF保育園では、保育士の方々が午睡中の手の空いた時間に駅前に行き、ベビーカーを押している保護者さまを見つけては、チラシを配っています。
単にイベントの案内をするだけではなく、その際に必ず少しお話するようにし、保護者さまのニーズを聞き出します。
特に公園やバス停では、時間をもてあましている方も多いので、お話がしやすいようです。
保育士の方々がチラシを直接配ることで、保育園の認知度を上げ、また保護者さまの不安や疑問を解消し、それをまた園に持ち帰って、自園の取り組みに生かします。
インターネットが普及しているこのご時世なので、ネットでの告知ももちろん重要ですが、こういった地道な取り組みが結果に結びついています。
実際にF保育園では、保護者さまから要望のあったイベントを開催し、多くの方が園に遊びに来てくれたそうです。
みなさんもぜひ、ご自身の目と足で保護者さまのニーズを把握してみてはいかがでしょうか?
では次回もお楽しみに(あらい)。
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