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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
「保育園モデル」では儲からない(4)」
掲載日:2010年4月23日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
今回は「付帯事業」の具体例を挙げます。
ちなみに、現在私の支援先では売上構成比の30%をこの付帯事業で
上げることにチャレンジしていただいています。
・キッズカルチャー
・カルチャー
・写真販売
・惣菜販売
・絵本レンタル
キッズカルチャーはそろばんや書道、ダンスなどの子ども向けカルチャースクールで
カルチャーは料理教室やその他大人向けの習い事です。
これについては新規客も在園児も含めて考えていきます。
また、写真販売についてはWebを活用し、日々の生活の写真を随時アップしていきます。
私の支援先ではこれだけで月間50,000円程の売上となっています。
さらに、惣菜販売については、自前給食の場合は特に有効ですが、「夕食の一品ヘルプ」
を掲げ、お迎えのときに販売します。
これも私の支援先では多い月で月間なんと・・200,000万円もの売上となります。
さらに絵本レンタル。
これはまだこれから成果が出てくるのですが、以外にお母さんにとって絵本はやっかいな
もののようです。何故ならば、
・何を買ったらよいか分からない不透明品
・すぐにこどもが飽きてしまう消耗品
・意外に高い高額品
なのです。
だからこそ、「保育園が選ぶオススメ絵本」として、レンタル化します。
これももちろん新規客も含めて提供しますが、現状は一人当たり月間800円の売上を見込
んでいます。
このように、一つ一つは小額でも、それらが1ヶ月、1年と積みあがったときには非常に大きな
利益となります。
これが成立すれば、少しでも保育料を下げることだって出来るのです。
是非チャレンジしてみてくださいね!
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