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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:荒井 香織
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

信者客作り~その3~

掲載日:2010年6月25日

みなさん、こんにちは。

船井総研の荒井です。本日は一般客へのアプローチについてお話したいと思います。

みなさんは、園に見学にきた、もしくは遊びに来た方々の名簿を集めているでしょうか?そしてその名簿の有効活用をしているでしょうか?

多くの保育施設さまをご訪問させていただくと、見学者に対して、子どもの空きができたときは連絡するから名簿をとるけれども、それ以外のときは全く名簿を使わないという施設さまが多いです。

それは本当にもったいないです。

一般客から知人客、友人客へステップアップするためには、とにかくその方々と接触頻度を増やすことです。
その接触頻度というのは、対面でなくてもいいのです。

例えば、ニュースレターによる子育て情報の発信、イベントのご案内、そのときどきのお勧めニュースなどでもいいと思います。最近では、メルマガを発信される施設さまもいらっしゃいますよね。

とにかく保育園の存在を身近に感じていただき、「どこにも入るところがないから問い合わせ」ではなく、「保育園に子どもをいれるなら、ここの園」と思っていただくことが大事です。

それはもちろん現在他の保育園や幼稚園に通っているお子様でもいいと思います。まだ保育園に入っていない子どもだけを狙うのではなく、他の保育園や幼稚園に入っている子どもたちもみんながターゲットです。

ニュースレターやブログ、メルマガから、イベントでの来園に繋ぎ、そして保護者さま、お子様との心理的距離を徐々に近づけていく。こういった機会を多く設けることで少しずつ、自施設の認知度は上がっていきます。

こういった地道な取り組みはとても大事ですので、ぜひ面倒がらずに取り組んでみてくださいね。
では次回もお楽しみに(あらい)。

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