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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
大嶽流園児募集法(3) ~募集ターゲットを抜本的に見直す~
掲載日:2010年6月27日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、今回も引き続き園児募集ノウハウについてです。
これまでも何度かお伝えしてきましたが、この保育事業というのは、
「0~5歳の子どもを持つ保護者」
という通常のビジネスでは考えられないくらいターゲットが明確な
事業です。
ターゲットボリュームが小さいという事は、自ずとして市場も小さくなります。
これは地域や商圏で見ても同様です。
しかし、いずれにしても大切なのは、その対象者に認知させる事です。
様々な園を見ていると、
「保育園を利用したいと思っている方に向けたメッセージ」
が多いのが良く分かります。
これは当たり前です。
ただし、このような保護者はPUSHしなくても自らやってきます。
緊急性が高いのですから。
よく私は、
「緊急性・重要性マトリクス」
を描きます。
縦軸に緊急性を、横軸に重要性を描くのです。
そうすると、緊急性も重要性も高い右上の層は嫌でも勝手に検討してくれます。
この募集の重要なポイントは、
「緊急性や重要性が高くない人たちも興味を持ち、見込み客へと変えていく方法
を検討する事」
なのです。
これがこれからの募集のターゲットです。
次回はさらに詳しくお伝えしましょう!
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