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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
保育時間・保育日数の設定(1)
掲載日:2010年7月 9日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さあ、これから保育事業を新規で検討している企業様もとても重要なことなので、
この保育経営ナビのコラムをご覧ください。(保育経営ナビ 施設の業績を向上
させたい 7月9日更新)
http://www.hoiku-biz.com/2010/07/09083037.html
これから業界は、どんどん変化していきます。
そして、間違いなく、民間企業に追い風となり、参入も増えることでしょう。
つまり、数年前の介護業界の市場が一気に拡大したように、民間市場は大きく拡大
すると考えざるを得ません。
正直今年が一番のチャンスだと思います。
さて、話は戻しまして、今回は「時間と日数の設定」について御説明します。
「どうやって開設時間を設定すればよいのですか?」
という説明はよく受けます。
これは2つの考え方があります。
・自分たちがどんな保護者を支援したいのかという理念や方針
・他園の様子からどこまで需要があるのかを把握する
私は如何なる時でも理念や方針から考えます。
もし遅くまで働く保護者を支援したいならば、22時くらいまで開園すれば良い
と思います。
ただし他園の様子は把握しておかなければなりません。
もし、一般的に30名利用者の園でも22時までやっていない、20時の段階で利用
がほとんどないということならば、無理してやる必要はありません。
これは土日・休日保育についても同様です。
一般的に多いところでも、土曜日の利用は全体の2割弱、日曜日は1割にも満た
ないのが現状です。
私の提案では基本的に土曜日は開設するようご提案はしていますが、日曜日につ
いてはあまり勧めていません。
しかし、これも理念や方針を大切にして欲しいのです。
もし、その結果必要ないならばやらなくてよいはずです。
次回もこれについて詳しく述べていきたいと思います。
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