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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
クレーム・デ・ラ・クレームから学ぶ
掲載日:2010年7月23日みなさん、こんにちは!
さて、今回はアメリカから事例をご紹介します。
アメリカには「クレーム・デ・ラ・クレーム」という高級託児所があります。
ここは、現在20施設以上展開しており、最近増えている人気施設です。
尚、1施設辺り建設費用が約6~7億円500坪以上の大型施設です。
園児は1施設で約300人。しかし、保育料は0~2歳が約15万円、3歳
以上が12万円です。
すごいですよね。。。
何故これだけ流行っているのか。
それは、「エデュケーション+エンターテインメント」のハイブリッド施設に
秘密があります。
この施設は、託児所を中心に、
・アート&音楽教室
・図書館
・運動スペース
・コンピュータルーム
などの部屋が10数部屋あり、30分単位で部屋を入れ替わりします。
子どもの集中時間を考えると妥当な時間設定です。
これが親に受けるのです。
要するにアメリカでは、
「ワンストップ子育てサービス化」
が進んでいるのです。
これはこれからの日本の保育業界のキーワードになります。
さすがにアメリカのように巨大な施設は出来ないかもしれませんが、100坪程度で近しい
業態ならば可能性はあります。
これからこのような業態が増えるでしょうね。
また、先生は子ども4人に対して1人。300人ならば75名程度でしょうか。
試算では、減価償却を含む月次の営業利益で200万円~300万円くらいでしょう。
すごいですね。。。
ちょっと、話は変わりますが、私の知り合いのフローレンスの
駒崎さんが厚生労働省やいくつかの自治体で以下のような
イベントを開催します。
保育関係者の方はこれからの国の方針、現状の保育問題を
把握する上で、大変参考になるイベントだと思います。
マクロを見てミクロを見るのが経営の基本です。
一度お目をお通しください。
━━━━━━━━━[転送・転載歓迎]━━━━━━━━━
● 「家庭的保育は待機児童問題を解決しうるか?」 ●
シンポジウム 開催のご案内
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★ これまでの保育政策から大きく踏み込んだ、内閣府「子ども・子育て新システム基本制度案要綱」http://bit.ly/9otFd0
★ そこで提示された「家庭的保育/小規模保育サービス」は保育の新たな形を提示するとともに、待機児童解消の大きな力を秘めている
★今後どのような形で家庭的保育は制度化していくのか?真に使いやすい仕組みができ、地域のNPOや子育てグループの参入が可能になるのか?
★政治家・厚労省政策担当者、現場NPO、デベロッパー、それぞれの立場から待機児童解消の可能性を語り、英知を生み出す!
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2010 年7月31日(土)13:30~16:00@海洋船舶ビル10階 虎ノ門(13時開場)
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▼ 開催概要:
■日時:2010年7月31日(土) 13時30分~16時00分 (13時開場)
■場所:海洋船舶ビル10階 / 地下鉄「虎ノ門駅」4番出口より 徒歩2分
住所:港区虎ノ門1-15-16 海洋船舶ビル10階
駐車場のご用意はございませんので、お車での来場はご遠慮ください。
※日本財団ビルと間違えやすいので、お気をつけ下さい!日本財団ビルと海洋船舶ビルは違います!
■ 対象:
・待機児童問題を解決したいとお考えの皆様
・行政職員、議員、研究者、不動産関係者
・家庭的保育を多角的に検討し、あるべき家庭的保育制度のビジョンを描くことにご興味のある方
■参加費:無料
■協力:日本財団CANPANプロジェクト
▼ プログラム:
①ご挨拶
<13:30~13:50>:内閣府政務官 泉健太 氏 「子ども・子育てビジョンが拓く保育の未来」
② プレゼンテーション 「おうち保育園の挑戦」
<13:50~14:05>:NPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹
③パネルディスカッション「家庭的保育は待機児童問題を解決しうるか?」
<14:05~15:05>
★コーディネーター NPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹
・パネリスト
★「待機児童解消政策の旗振り役」
今里譲 氏:厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 保育課長
★「日本最多の待機児童集中地区の打ち出す新たな政策とは」
山本繁昭 氏:横浜市こども青少年局 子育て支援部長
★「人口急増区で待機児童問題と闘う!」
海老澤孝史 氏:江東区こども未来部 部長
★「日本最大の大家さんとして、空き家をミニ保育園に提供!」
前田正人 氏:UR都市機構 住宅経営部ウェルフェア業務支援チーム チームリーダー
★「日本屈指の子育て支援政策の専門家!」
松田茂樹 氏:第一生命研究所 第一生命経済研究所 ライフデザイン研究本部
★「15年間家庭的保育を行い続けた現場の実践者!」
西内久美子 氏:NPO法人日本チャイルドマインダー協会理事長
④会場からの質疑応答
<15:05~15:25>
会場から質問、疑問をぶつけよう!Twitterからの質問も受け付けます!
⑤懇親・意見交換会
<15:25~15:55>
待機児童問題解決を志す人達とのネットワーキングの場。
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●お申込みはこちらより!
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申込みフォーム
http://kokucheese.com/event/entry/3446/
※ 本フォームで頂戴する個人情報につきましては、当該イベントの出席
処理、また出欠の確認のため利用させて頂きます。なお、ご本人の
個人情報を、ご本人の同意なしに業務委託先以外の第三者に開示・
提供することは、一切ございません(法令等により開示を求められた
場合を除く)
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