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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
大嶽流園児募集法(5) ~顧客ピラミッドをつくる~
掲載日:2010年8月27日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、今回は前回の「ターゲット選定」の次のステージである、
「顧客ピラミッド」
についてご紹介させていただきます。
園児募集を安定化させるためには、
「顧客育成」
という考え方が非常に重要になります。
しかし、多くの保育園を見ていますと、育成どころか、狩猟的に
顧客を獲得しようという園が多いのが実態です。
これでは、持続しません。そして広がりません。
一般企業でも同様で、飛び込み営業やPUSH営業はもう時代に
合いません。
安定的に顧客を獲得している企業ほど、顧客育成の考え方を
大切にしています。
保育園ではこの顧客育成をもとに、顧客ピラミッドを構築する必要
があるのです。
そのためには、
・段階的な顧客接点の場を作る
・その接点の場毎に費用設定と導線作りを行う
の2つを考えていかなければなりません。
まず、皆様の園で、最も見込み客となる保護者と接点が多いものは何ですか?
定期的なイベントですか?
募集チラシからの問い合わせですか?
HPですか?
そして、それは有料ですか?無料ですか?
私が推奨しているピラミッドは、以下のとおりです。
1.HP
2.園自由開放
3.子育てイベント
4.園会員組織
5.付帯事業
6.月極保育・一時保育
詳細は今後一つずつご紹介していきたいと思います。
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