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- ライター名:荒井 香織
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
品格のある保育園づくり【パパルキッズルーム】その1
掲載日:2010年9月24日みなさん、こんにちは。船井総研の荒井です。
本日は東京都世田谷区にあります認証保育所パパルキッズルームさまのご紹介をしたいと思います。
こちらはコヤマドライビングスクール二子玉校に併設されている施設で、地域の方に開放している月極め保育の他、教習所に通う方も利用できる一時保育を行っています。
こちらの施設の特徴は、①手話+英語教育 ②先生方の働きやすい環境作り です。
1つ目の手話というのは、もともと聴覚に障がいを持った方に対応するため、教習所の方で取り入れていました。それを保育園でも取り入れようということで、幼児期から手話教育を導入しています。
「教える」というよりは、遊びの中で手話を取り入れており、子ども達はみな楽しそうに手話のレッスンを受けています。「うまくできた子はみんなの前に出てきて褒める」というやり方で、子ども達はみな積極的に発表するようになります。手話を通じたコミュニケーションにより、バリアフリーの心を持ち、好奇心が旺盛な子どもに育つよう教育を進めています。
2つ目の特徴は、先生方の働きやすい環境作りです。
マニュアルを作っている園は多くあると思いますが、こちらではマニュアルをスタッフ全員で作ります。「自分達で決めたことだから守る」というのがこのマニュアル作成の意図としてあります。また、スタッフを多く採用することで、シフトを組みやすくし、こちらの園では1人当たり年に15~16回の研修に参加しています。また、福利厚生も教習所と同じ待遇となっていて、とても充実しています。このような取り組みが支持されているため、退職者も少なく、働く側としてもとても人気のある園です。
ではどのような方が、こちらの企業、そして園のトップなのでしょうか。次回はコヤマドライビングスクール代表の小山社長、そして園長先生のインタビューをレポートします。
では次回もお楽しみに(あらい)。
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