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- ライター名:荒井 香織
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
売上アップの手順
掲載日:2010年9月24日みなさん、こんにちは。船井総研の荒井です。
本日は売上アップの手順についてお話したいと思います。
以前、シェアや商圏については個々にお話したと思いますが、本日は全体像のご説明をしたいと思います。
企業が「一番化」を図るために必要なのは、自施設の「商圏」「サービス」「客層」において、そのいずれかで力相応に一番にすることです。
では、実際に一番化を図るためには、どのようなことを現場で実践していけばいいでしょうか?
売上アップのためには、「売上高=MS(マーケットサイズ)×商圏人口×シェア」の式を因数分解して考えていく必要があります。
具体的には、
①シェアをアップする
②商圏人口を増やす
③取り扱いサービスを増やす
に分けて、それぞれの数値を具体的な取り組みによって向上させていきます。
まずは①のシェアをアップするですが、主力サービス(サービス別のシェアで7~15%のサービス、施設内のサービスで伸び率が平均より高いサービス、利用してほしいと思うサービスでツキのあるサービス)のラインナップの強化を図り、商圏内の自施設のシェアを高め、競合施設に勝つことができないかを検討します。
用意しているサービスの中で、何がどのくらい支持されているのか、その理由は何なのかをしっかりと把握していきます。そうすることで、商圏内の保護者様の特徴が見えてきます。まずは商圏内でのシェアを上げていくことが大切ですので、現状の課題を掴みましょう。
では、次回は②と③についてご説明します。次回もお楽しみに(あらい)。
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