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- ライター名:荒井 香織
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
にんげん力育成を掲げる保育園【メリー★ポピンズ】その1
掲載日:2010年10月 8日みなさん、こんにちは。船井総研の山口です。
本日は、東京都内(東京都認証)や埼玉県朝霞市を中心に認可・認可外保育園を展開しているメリー★ポピンズ様をご紹介させていただきます。
メリー★ポピンズ様の特徴は、大きく分けて2つです。「子どものにんげん力育成」と「保育士のにんげん力育成」です。本日は一つ目の「子どものにんげん力育成」についてお伝えします。
こちらの園の特徴として、自然、そして周辺地域の方々との触れ合いを大事にしています。一つ目の自然との触れ合いとは具体的に、「ポピンズ農園」での畑仕事や動物の世話など、2つ目の周辺地域の方々との触れ合いとは、銭湯体験や商店街ツアーなどです。
自然との触れ合いでは、子ども達が実際に泥んこになれるような環境を整えるために、保育園開設の際に付近の農家と提携することから始めます。メリー★ポピンズでの保育では、自然と接する機会は必須であり、これは開設する保育園が駅前など場所に関らず実施しています。
自然の中に沢山足を運び、自然の中での発見から、生死などの「環境認識」をすることが大切であると考えているからです。
「子どもが生きていく中で、小学校、中学校と、やはり全ての局面で嫌なことはあるけれども、そのぶつかった時に、うまくいかなくても、投げ出さないで、逃げずに乗り越えていって欲しい。それを得るために必要な経験を記憶に残っていなくても潜在的にいいので身につけて欲しい。そのために本当に必要な経験や体験などを大人がいかに用意してあげるかということが大切であり、だから保育園として子どもを預かるだけではなくて、人として育てることが重要なんです」と代表の安永様はおっしゃっていました。
さまざまな触れ合い、経験、体験の中から、子どもの生きる力を育てる、そのために保育者はその多くの機会を提供する、メリー★ポピンズ様の取り組みは、その想いが日々の活動から行事まで随所に現れていました。
次回は、子どもではなく、保育スタッフの育成についてお話します。次回もお楽しみに(山口)。
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