みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、今年ももうすぐ終わりを迎えようとしています。

皆様にとってどんな一年だったでしょうか？

今年も業界にとって、様々な動きがありましたが、結果的に明確な
形は見えなかったように感じます。

しかし一方では、来年その方向性が最終的に確定する可能性が
高いです。

来年は今後の自社の方向性を決めるとても大切な時期になりそう
なので、是非目を凝らして業界を見ていただきたいと思います。

さて、今回からはこれから求められる認可保育園についてご紹介
したいと思います。

まず、経営を考える際にもっとも大切なのは、

「誰を対象にするか」

という点です。
これは経営の絶対法則です。

これを明確にした上で、その対象者に対して、より良い保育を提供
し続け、貢献することが経営の目的です。

認可保育園もこれからは、この「誰を対象にするか」という視点を
持つべきです。

まだ不透明ではありますが、仮に幼保一元で幼稚園と保育園の垣根が
なくなった場合に、この観点はとても重要になります。

「誰を」というのは「どんな人を」という意味です。

どんな境遇で、どんな家庭環境で、どんな不安や不満を持っていて、どんな
ことを求めている人を対象にするのかを明確にするのです。

ご質問しますが、

「今、皆様が対象にしている人たちはどんな人ですか？」

これに対してどのような回答を持てるでしょうか？

単に、「共働き家庭」というだけでは不足になるのがこれからの時代です。

当然地域の違いで対象は変わるでしょう。

是非ここを明確にしてくださいね。

それでは良いお年をお迎えください。

皆様にとって来年が良い年になりますように。。。