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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
園のコンセプトを決めよう!
掲載日:2011年2月10日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、今回は「コンセプトメイク」についてお伝えします。
コンセプトとは、
「法人や保育園の理念をより分かりやすく表現したもの」
です。
皆様が掲げてらっしゃる理念はあくまで自社の考え方であり、これを分かりやすく
対外的に発信することで、よりイメージ化できて、保護者の中に浸透していきます。
その浸透が共感を助け、ファンへと導く一つの大きな要素となるのです。
例えを出してみましょう。
皆様の保育理念が、
「明るく元気で健やかな子どもを育てる」
というものだったとしましょう。
これはとても大切なことだと思います。
しかし、経営的に見ると、他との違いが見えにくく、いまいち良さが伝わりません。
そこで、コンセプトとして、
「エ・ガ・オ保育園」
と掲げるとしましょう。
とてもシンプルです。
何となく、笑顔を大切にしている園というのが分かります。
また、何となく頭に入りやすいネーミングとなります。
そして、笑顔を大切にすることと、「明るく元気で健やかな」という点を結びつける
ことで、さらに一貫性を出しています。
またコンセプトを実現するために、
・スタッフ
・環境
・保育プログラム
で要素を散りばめると、さらに説得力と認知が進みます。
これから認可保育園は、
「伝える」
というのが大きなキーワードになるので、コンセプトはあくまで一例ですが、
一つの参考にしてみてください。
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