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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

富山での講演を通じて

掲載日:2011年2月26日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、今回は先日富山の社会福祉法人の保育園事業者を対象とした
講演会を通じて感じたことをお伝えしたいと思います。


富山とは、待機児童がいません。(公表数字での話です。)
富山市では対象人口も増えており、利用児童数も増えているのですが、
それ以外の都市では人口も減少し、児童数も減少し、当然定員に対する
充足率も減少しています。

そして、ご参加いただいていた理事長、園長、事務局長様のうち約60%は
富山市以外でした。

話を聞くと、地域でも定員割れしている園は多いようです。

それでも正直なところ、あまり危機感を感じません。

「今は別にして今後はどうなるか分りませんよ。それに備えた準備が必要です。」

という話をしても、あまり刺さっていないような気がしたのです。


本当にこのままで良いのでしょうか??


幼保一元化は別にしても、これから確実に幼稚園と保育園の隙間はなくなります。

そうなれば、強い危機感による経営努力をより一層してきた幼稚園の方が強いに決まっ
ているのです。

その時が来てからでは遅い。

そんな話もしましたが、やはりピンときていないような様子。


「これはもっと伝えていかなければならない・・・」

そう強く感じた時間でした。


常に時代は変化するもの。
そして、その変化を予測し、先手先手で動くことが経営には重要なのです。

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