みなさん、こんにちは！
船井総研の荒井です。

本日は東京都世田谷区にあります認可外保育園のK保育園のご紹介をさせていただきます。K保育園は2年前に開園。50坪という広い面積の中で、開園当初は入園者数は2名でした。

最初は教育など何も行っておらず、給食もお弁当のケイタリングでした。そのため、なかなか人数は増えず、5名から6名という状態が続きました。

しかし、このままではいけないと思い、保護者の方へのヒアリングを実施。どのようなサービスや教育があったらいいかということを在園児の保護者様、そしてその友人の方に聞きました。結果、「英語」「リトミック」「絵画教室」、そして「自前給食」のニーズが多くありました。

当時、在籍していたのが、1歳と2歳児がメイン。絵画教室は1歳や2歳の子には難しいということで、自前給食とリトミック、その後に英語教育の導入をしました。知人のネイティブの方に講師を依頼し、英語を覚えるのではなく、「遊ぶ英語」というテーマが受け、一気にこのレッスンは評判になりました。もともと保育は手厚いケアをしていたため、保育に加えて教育要素が入り、保護者様の口コミが徐々に広がり、1年後には人数が30名まで増えました。週のカリキュラムの中に、英語とリトミックの時間を入れ、自前の給食の提供、もともと施設は新しく、日差しが気持ちよく入る環境でしたので、紹介案件での入会がさらに増えました。

そして、開設2年後の現在は園児数が80名まで増え、今年は絵画教育も導入します。

最初は託児所からの始まりでしたが、「安全安心」をベースに独自の強みを生かした教育が受け、口コミが口コミを呼んでいます。とにかく独自性のある教育をという考えが保護者様に受けたようです。

もちろん、こちらは世田谷区という地域特性もありますが、最初から全てをやるのではなく、少しずつ確実に実行していけば、保護者様からも支持されるようになってきます。

最初から焦らず、基盤を整えた上で実行していけば、必ず成果は得られます。
個人での開業を考えている方も諦めずに一つ一つ想いを形にしていただければと思います。

では、次回もお楽しみに（あらい）。