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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

”ファン”を創ることが最大の力(6)

掲載日:2011年5月28日

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。


さて、今回は前回に引き続き、ファンを創る大きな要素の2つ目である

「独自価値」

についてお伝えしたいと思います。

独自価値とは、言葉の通り、「その施設だけのオリジナルの価値」

です。

これがあれば、競争に巻き込まれず、その価値に共感して入園してくれる
保護者が増えるのです。

その結果、ファンがつきやすいのです。

ある社会福祉法人の事例があります。

ここは埼玉県で認可保育園を運営しているのですが、

「子どもに真(ほんとう)に必要な体験を」

というコンセプトの元、独自性の高い教育を行っています。


・田植え・稲刈り
・雨水ドラム缶の使用
・座禅・雑巾がけ
・裸足保育
・お風呂の日


など、それ以外にもコンセプトに則って様々なカリキュラムを
設けております。

当然地域内で同様の保育をしている園が無いので、共感者は多く、
その結果ファンは多く存在し、待機児童が多い地域でもないのですが、
圧倒的に第一希望者が多いようです。


是非独自の保育を極めて、独自性を高め、ファンを増やしてください。

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