みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、今回からは認可外及び準認可保育所の経営改善について
ご紹介したいと思います。

まず、経営の目的から今回はお伝えしたいと思いますが、これまで
私個人的にも業種問わず500社以上の企業経営者及び企業を見て
来ましたが、結論から申し上げると、

「永続」

この一点に集約されます。

企業は経営を通じて、適正な利益を継続的に創り上げ、それを永続
させることが目的です。

もっと言えば、その中でさらに企業の目的は３つあります。

それは、

１．収益性の追求
２．社会性の追求
３．教育性の追求

の３つです。

収益を上げ続け、社会や地域に貢献し、会社で働く社員の成長を支援する、
これが結果的に企業の永続に寄与するのです。

ですので、収益だけを追いかけるだけでは不足ですし、社会性だけを追求
しても適正利益が出なければ継続できません。

そう考えていくと、やはり収益性を高めることはとても大切です。

収益性とは何か？

売上を上げることではありません。それは、

「キャッシュフローの安定化」

です。

そのためには、ＢＳの安定化が必要ですし、そのためにはＰＬの安定化が
必要なのです。

ということは、ミクロに考えると、ＰＬの安定化が重要であり、その中でも
売上の向上は必要十分条件となるのです。

もちろん売上が高くても高コスト体質ではいけません。

しかし、売上が上がらなくては何も始まらないのです。

次回からは、この認可外・準認可保育所の売上を上げる手法とコストを削減
する方法を一つ一つ説明していきたいと思います。